ソフトバンクが日本シリーズ進出!
ソフトバンク打線がまた爆発して、日本シリーズ進出を決めました!
強かったです。投手陣の差と短期決戦の戦い方の差が結果に表れたかもしれません。
しかし、ソフトバンク打線の調子が良すぎました。西武の投手陣も不甲斐なかったですが、それ以上にどうにも止まらない程、打線が良かったですね。
西武は誰が投げても毎回のようにピンチを背負って、見ている方も胃が悪くなるくらい苦しかったです。
このような大舞台では、少しでも悪い投手は一気につけ込まれます。チーム防御率最下位だったので、わかっていたことではありますが、思ってた以上に打たれてしまいましたね。
この日もたくさんバックの好守備がありましたが、それでも失点を重ねました。
信用できる投手がいないので、ウルフ投手を引っ張るしかなかったです。マーティン投手は思うような投球ができていませんでした。先頭打者からその状態でフラフラだったので、2アウト満塁でヒース投手を前倒ししてほしかったです。
レギュラーシーズンならば良いのですが、そこは少し悔いが残りますね。
対してソフトバンクの投手起用は見事でした。誤算だったのはミランダ投手くらいで、シーズンで苦しんだ投手もある程度しっかり投げていましたし、武田投手、石川投手、千賀投手がリリーフにいたことで厚みが増しました。単に先発要員がリリーフに回ったのではなく、シーズンからリリーフを経験している投手だったので、戸惑いもありませんでしたね。
侍ジャパンにも呼ばれたルーキー高橋投手素晴らしい投球でした!下手から投げる140キロと沈むようなシンカーがいいですね!
シーズン初めの頃よりコントロールも良くなってきたようなので、今後が楽しみですね。
試合終了後、球場は静まり返ってましたね。西武ファンの方の気持ちは痛い程わかります。
1位チームが負ける度にCSって必要なの?という話は必ず出てきますね。
緊張感ある試合で盛り上がるのはいいですけど、1位チームが勝たないとモヤモヤする、2位や3位から日本シリーズに勝ってもモヤモヤが残るので、やる必要はないと思いますけどね。
1位同士の日本シリーズが見たいですし、シーズンは何だったんだと思ってしまいます。
今年のソフトバンクの場合は実力のある強いチームなのでまだ良いですが、カープ対西武を見てみたかったです。
去年のやり直しとも言えるカープ対ソフトバンクもおもしろいですが、結局去年カープ対ソフトバンクをやって、今年カープ対西武がベストだったような...。
確かにシーズン終盤まで下位のチームにも目標があり、球場が満員になるのは良いことですが、コアなファンにとっては消化試合で、楽しみな若手選手等を見る機会が少なくなったのは寂しいですし、たくさんの選手のチャンスが失われてるのも事実だと思います。
カープが2016年に優勝する前にクライマックスに進出したときに、はじめて進出した時は勝てる訳ないと思いつつ応援していました。
次の年からは本気で日本シリーズに行かないでくれ、負けてくれと思う自分がいました。
優勝する前に日本シリーズに行ってほしくなかったからです。
20年以上待たされた優勝の瞬間に喜びを爆発させたかったからです。
その前に日本シリーズに出ていたら、優勝の喜びも少し減っていた気がしますし、結果的に2016年に優勝チームとして日本シリーズに出られて良かったと思います。
実力で劣るチームが日本シリーズに行っても仕方ないですしね。
元々は大リーグのプレーオフを参考に始まったと思うのですが、確かに大リーグのプレーオフの緊張感はたまらなくおもしろいです。
しかし日本とはチーム数も全然違うので、日本でやるのはどうなのだろうと思っていました。
試合自体はおもしろいですが、やはり大リーグのように素直に結果を受け入れられないですね。
大リーグは出ているのが各地区の優勝チームと2位チームの中から1チームだけですから、3位チームが出てくることもまずないですし、2位も大差をつけられたチームが出てくる可能性は少ないです。
もう一つ可哀想だったのは西武の松井選手です。あの雰囲気の中、お客さんも気持ちが沈んだまま、胴上げされ引退。
思わぬ引退式になってしまいましたね。