カープ逆転勝ち！しかし...。

 4/17水曜日に熊本で行われた試合は熱い試合になりました。

 今年はじめてカープらしい終盤の逆転劇を見せてくれました。熊本まで応援に行ったファンは大正解でしたね！

 しかし、良かったのは終盤に結果が出たことだけで、中盤までの内容、特に攻撃に関しては最悪でした。

 あのまま負けていれば、今年の中でもトップクラスの内容の悪さでした。

 苦戦の原因は不調のバティスタ選手、松山選手、長野選手の同時スタメン起用なのは明らかでした。

 松山選手は鹿児島で結果は出ませんでしたが、良い当たりを打っていましたし、5番に固定したい選手なのでまだ分かりますが、バティスタ選手を今3番で起用するのは驚きました。

 不安は初回から的中し、ライト打ちができない足の遅い選手を3番に起用するとどうなるか？はっきりと答えを示してくれた初回のシチュエーションでした。

 ノーアウト1、2塁、あるいは1アウト1塁になった時を考えて、ゲッツーの可能性の低い、ランナーを進める打撃のできる西川選手、野間選手、安部選手、坂倉選手がキャンプ当初から3番候補なのかと思っていました。

 首脳陣に迷いが出たのか、はじめからこういうシチュエーションを理解していなかったのか、この采配は疑問しかなかったです。

 好調ならばまだ分かるのですが。この打線では繋ぐ野球は難しいと思います。バティスタ選手を今使うのなら7番くらいが良いかなと思います。

 下水流選手や高橋大樹選手もいますし、メヒア選手、小園選手、林選手、調子が良いのなら1軍でチャンスをあげてもおもしろいかなと思います。

 3番にはじめから西川選手、野間選手を使っていればもっと楽に勝てた試合のようにも思えました。失点に繋がるミスもありました。

 とはいえ力のあるチームなので、これから上がっていくためには、勝ったということが1番の好材料だと思います。

 きょうからの試合も気持ちを入れて最後まで諦めずに戦ってほしいです。

 巨人はクック投手の弱点が見つかり、今後にかなりの不安を残しましたね。

 これからは各球団、ランナーを出したら盗塁を常に狙ってくると思います。

 日本の野球はクイックや牽制がうまくないと、ガンガン走られてしまいます。外国人投手が1番苦しむ部分だと思います。クック投手がこれに対応できなければ今後も巨人はクローザーに苦しむことになりそうです。