soobooのプロ野球勝敗予想

プロ野球の勝敗予想を考察していきます。

甲子園決勝、大阪桐蔭対金足農業

 第100回の高校野球決勝が行われましたね。
 今年は注目度、人気が高く100回大会に相応しい大会になりましたね。
 実際入場者数は過去最多の101万人、決勝の視聴率も平日昼間で20%越えでした。
 毎日見応えのある試合が続き、どの日に行っても楽しかったと思います。
 私も大阪に居たので観戦したかったのですが、旅行先で朝早くに並ばないといけないので断念しました。しかし、同じホテルにいた甲子園を観戦に来てる方と楽しいお話をさせて頂きました。
 結果は大阪桐蔭の圧勝でしたが、正直なところ金足農業のエース吉田投手が万全の状態で、大阪桐蔭の打者がどのくらい打てるのかが見たかったです。
 吉田投手にかなり疲れがあった時点で勝負は決まっていました。準決勝前の1日の休養日だけでは回復は難しかったです。万全の状態で臨めた1回戦、2回戦で当たっていればさらにおもしろい試合になっていたでしょう。しかし、決勝まで勝ち上がって最高の舞台で最高の相手と戦って悔いはないのではないでしょうか?
 100回大会の決勝がこの2チームで良かったと思います。
 吉田投手が捕まり球数が増えた時は他に投げれる選手がいないと思っていたので、辛いな、この試合を投げ切るのは200球を越えてしまうと思ってました。球威のない状態では強力な桐蔭の打者はファールで当てられますし、甘いと打たれる。1人を打ち取るのが本当に大変な状態でした。1人で投げさせたい気持ちもあったと思いますが、選手たちの進言もあって、投手が交代しました。将来のある選手、高校野球で終わりの選手ではないので賢明な判断だったと思います。投げられる投手がいるのならもう少し早く交代しても良かったと思います。
 しかし、吉田投手が4回に限界が来てしまったのは必然でもありました。他の投手を使って負担を減らしても勝ちあがれるチームを作らなければいけませんでした。桐蔭は高いレベルで投げられる投手が3人以上いますし、日大三高も3番手の投手がビックリするような球をなげていました。
 吉田投手はピンチになると全力投球をします。1回からそういう状況を作った、ボール球を見極め球数を投げさせたのは大阪桐蔭の作戦通りでした。そして得点されたことにより吉田投手の疲れがどっと出たように感じました。
 吉田投手が9回を1点以内に抑えて接戦に持ち込む戦いを見たかったですが、この疲労の中では難しかったです。
 終わってみれば大阪桐蔭が最強世代の力を見せつけた春夏連覇になりましたが、決して楽な道のりではありませんでした。
 9回2アウトまで追い込まれて逆転した試合もありましたし、逆境を乗り越えた見事な優勝でした。
 まさに勝つために作られた最強のチームと言っていいでしょう。
 感動をありがとうございました!
 しかし、なんで大阪桐蔭こんなに強いんだろう?
 西谷監督ももうやり残したことはなさそうですが、まだまだ情熱は衰えないようですね。