第1戦は延長12回引き分け
第1戦からすごい試合になりました!
高い緊張感の中の12イニングだったので見ている方も疲れましたね。ほとんどの方がこのような感想を持ったのではないでしょうか。
これをあと何試合もやると思うと選手はもつのか心配になってしまいますね。
日本シリーズの7試合というのは短いようで長いですね。
試合としては先制した地元カープの勝ち試合だったので、カープにとっては痛い、ソフトバンクにとっては価値のある引き分けでした。
初回、立ち上がりの悪い千賀投手を捉えたカープの先制攻撃は見事としか言いようのないものでした。
しかし、すぐに立ち直り、2回以降はカープを苦しめた千賀投手の修正力も見事でした。
カープは2点先制した後の1アウト1、3塁、内野ゴロでもほぼ1点という場面で得点できなかったのが響いてしまいました。
大瀬良投手は素晴らしい投球でした。内容的には0点で抑えていてもおかしくなかったですが、デスパイネ選手を追い込んだ場面で1度ボールになるスライダーを投げてほしかったです。その僅かな隙をデスパイネ選手はものにしました。
両チームのリリーフ陣は素晴らしく、どうやって勝ち越し点を奪うのだろうと思っていましたが、そのまま12回まで得点することはできませんでした。
カープは加治屋投手の2イニング目がチャンスでした。明らかにおかしな投球になっていたので、じっくり四球を取る気持ちで行ってほしかったです。結果ゲッツーで助けてしまったことが、この試合を引き分けにしてしまいました。
サインなのかはわかりませんが、松山選手は初球、普段やらないバントをしようとしました。バントでも良かったですが、はっきりしてほしかったですね。中途半端な気持ちのまま、ランナーを進めようと当てに行ってしまいました。ピッチャーゴロ以外ならなんとかランナーは残っていましたが、結果は最悪でした。
普段通りの野球をしてほしかったです。
両チームとも調子の悪そうな打者がいました。
この後、修正してくるとは思いますが、上林選手の調子が悪いとカープとしては助かりますね。
柳田選手への攻めも見事でした。
この試合のハイライトはフランスア投手と柳田選手の対戦。この対決がまた見れると思うとワクワクしますね!
それにしてもフランスア投手のストレートとチェンジアップ、素晴らしかったです。
甲斐選手、高谷選手の盗塁阻止も見事でした。
甲斐選手、捕ってから早すぎる。そして、コントロールも良い。高谷選手も12球団で阻止率は甲斐選手に次いで2位。ショートバウンドを逆シングルで捕ってからのスローイングは技術の高さを感じさせてくれました。
分かってはいましたが、盗塁はやはり簡単にはできないですね。これからはランナーを大切に、走ると見せかけての長打狙いやエンドラン等を増やして行きたいですね。
中崎投手が良い投球を見せたのもカープにとって明るい材料でした。
きょうの試合も楽しみですね。